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ある表参道での出来事

お休みの日に、伸びてしまった髪の毛を再び坊主にしてもらう為、イ様にチョキチョキしてもらった帰りの、表参道ヒルズの裏路地での出来事。
フサコが電話していたので、一人で前を歩いていたところ1台の車が僕の横を通り過ぎた。
その瞬間、「ジャッパーン」と、1メートル20センチ程の泥水のしぶきを上げた。
その横を歩いていた僕は、当然のように、半身びしょ濡れ。
折り曲げたズボンの裾には水が溜まっている程の激しさです。
あまりの派手さに、呆然とし立ちすくむ僕。連日にわたる不運をどう処理していいのか?という状態です。
少しすると、通常の思考回路になった僕は、その車の行く先を定め、気がつけば早足で歩き始めました。
車が左曲がったのを確認すると、そのスピードを増していきます。
曲がったところにその車は止まっていました。
運転席に回り、運転手さんに話しかけます。「お兄ちゃん!さっき、すんごいの見舞ってくれたね。見てよこれ!」と、ずぶ濡れの姿をお見せします。
やけに恐縮している運転手さん。大体、僕と同じぐらいの歳の湘南の方です。
海関係の方でしょうか?やたら、低姿勢な彼に若干の違和感を感じながらも、とりあえず言うべき事は言っときます。
何気なく覗き込んだガラスに反射する僕の姿。
坊主、ヒゲ面、金フレームのサングラス、黒のボタンのでかいポロシャツ。
チャコールのスラックス、裸足、お洒落サンダル、小指の包帯。
どこからどうみても、そんなカンジです。
これはヤバいと思って、やっぱイイッス!とその場を立ち去ろうとする僕に、クリーニング代だけでも弁償させて下さい。という彼。
そんじゃと3千円を貰って、その場を立ち去ります。
後ろ姿に熱い視線を感じながら...
あの時のお兄さん、多分、僕の事勘違いされていると思います。
僕はその道の方ではありません。
偶然にもその要素が重なってしまっただけなのです。
おそらくブログかなにかで893さんに絡まれたって書いてある様な気がします。


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