写真はビッグベン。
これを見ると思い出す映画がある。
『V for vendetta』
最後のシーンでビッグベンが盛大に爆破される。
この映画の舞台は近未来、政府による圧政が強まり権力が暴走しているイギリス。
かつて実際にイギリスで起きた火薬陰謀事件の首謀者、ガイフォークスの仮面を被った男が主人公として登場する。
1600年頃の国王の政策によってカトリック教徒への弾圧が行われた。
それに対し、ガイフォークスらは国王の出席する議会を爆破しようとした。
が未遂に終わり、ガイフォークスは捕まり拷問の末殺された。
その事件の日が11月5日。
今でもガイフォークスの日としてイギリスでは有名である。
主人公は自らの復讐とガイフォークスの理念を国民に知らしめんと行動する。
理念は時を超え、決して死なない。
恐らくこの映画が好きだという人は少ないと思う。
ただの娯楽作品だという人がほとんどだろう。
けど自分はとても気に入った。
ゲバラとか革命家とかアナーキーな感じが好きなのも事実だけど、、、。
イングランドではガイフォークスを未遂で捕まった馬鹿者だとしているが、スコットランドでは悪政に立ち向かったヒーローのように扱われることもあるらしい。
暴力に走る事がいい事かは分からないけど、信念に従って行動すれば、それは象徴となってその理念は人々の心に残るはずだ。
そしてそれが力になるときが来る。
今夜はこれを見て寝ようと思う。
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