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a-bridgeのスタッフ達によるブログ。

2014年3月アーカイブ

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title: A week.
by : 宮本 万平
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アレキパ。

サンドラさんの家に着いて、一週間。

今日の授業おわりに謎の腹痛に襲われ、トイレに駆け込んだ。

そして今日もカフェで勉強。


自分の記憶力とか理解力というのはどの程度のものなのか。

二人で一から学んだ時、自分は優秀なのか、そうじゃないのか。

比較する良い機会になっている。

自分としてはなかなか優秀な気がする。

けど比較してみると自分の方が劣っているような気がする。

残念ながら。

この世界には何カ国語あるのか知らないけど、スペイン語を話せるようになって、ドイツ語も話せるようになったらめっちゃ楽しいだろうな。

っていうとてつもなく甘い夢を見ながら今日は寝ます。

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title: Dog society.
by : 宮本 万平
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お腹の調子が良くない。

トイレに行きたいけど、ちょっと我慢してみたらどうなるのか実験中。


今の宿には2頭の犬がいる。

一匹はビーグルが混ざっているような雑種と、インカ犬という手足としっぽ、頭しか毛が生えてない犬。


南米に来て驚いているのは野犬ももちろんいるけど、ペットとして買われている犬がかなりいるということ。

アジアやアフリカは野犬だらけだった。

それなりに共同生活は成立していた。 

日本のように犬と人間を隔離するような感覚はない。

アフリカでは子供達が野犬をからかい、吠えられ、追いかけられ、逃げ切り、そして爆笑していた。

犬側も噛んだら、人間によって自分達rの命が危うくなることを知っているとはいえ、自分の生活圏を荒らされ、怒っているだけに噛み付くこともあるだろう。

野犬がどんな菌を持っているか分からない。

大げさではあるけど、お互いに命をかけた追いかけっこである。

もちろん子供はそんなこと知ってか知らずかチキンレース感覚なのだろう。

それに比べ南米のワンコは野犬といえのんびりしている。

というか人間がトップだということを理解している。

猫すらもそれをしっかり理解している。

今朝、宿の屋上から街の周囲にそびえ立つ山々を眺めていた。

そして隣の家のワンコ達に気付いて観察した。

三頭いてハスキーに似た一頭はかなり老いぼれていた。

その家の住人がいないのか、もしくは頼まれているのか、隣のうちのおばあちゃんが残飯のようなものが入ったビニール袋を塀越しにいきなり投げ入れた。

すると一番若いであろうワンコが我先に駆けていき、かぶりついた。

と思ったら、そのビニール袋を口にくわえ、他2頭がいる犬小屋らしきところに持っていき、食べずに待った。

おそらく野生のオオカミなんかのなかでは常識なんだと思う。

けど人に飼われているワンコでここまで厳格に集団を意識している犬は初めて見たかもしれない。

若い子が餌を持ってきてくれなかったら老いぼれのハスキーは餌にありつけなかっただろう。


歳が上だから、偉い。

歳が下だから、劣る。

そういうことではなく、

お互いが思いやる心があれば年上を敬い、年下を可愛がる。

これが野生の厳しい環境で生きてきた集団のルール。

至極当然なことではないか。


社会は変化し続けていく。

それは子供達でなく、大人達が変えてきた。

そして子供達が変えていく。

子供達がよりよいと思う方向に。

最近は生意気なガキが多い。

ではなくて、よりよくしようと必死な子供達をもっとしっかり見るべきだ。

大人は自分が自信を持ってやってきたことを馬鹿にされているようで腹が立つのかもしれない。

実際、大人は必死で働いて社会をよくしようと努力してきた。

感謝しています。

そして子供達もそうしていく。

子供に余裕が無いのは当たり前。

大人も必死だろう。

けど子供達を受け止め、導いてあげれる余裕。

まず大人が歩み寄り、可愛がってあげること。

そんな大人にならなければいけない歳になってきた。

多くのかっこいい大人達を見てきた。

まだまだ修行が足りないのか、、、、。


トイレに行ってきます。

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title: From my nest.
by : 宮本 万平
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ペルーのアレキパ。

ここにはサンドラの家というホームステイのような形式で泊まらせてもらえる宿がある。

朝と夕食付きで、夕食はおかわりもあり。

しかも美味しい。

本当に家族の一員になったような不思議な空間に生活することになる。

ここでスペイン語の学校に2週間通う。

スペイン語学校で有名なグアテマラは中南米旅行の最後になってしまうのでここで学ぶことにしたのだ。

ここまではっきり言ってなんとか乗り越えてはきたものの、話せたら絶対楽しいだろうと思うことは多々あった。

二週間でどこまで学べるかは疑問ではあるが、勉強する環境は整っていると思うので頑張りたい。

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title: My stomach.
by : 宮本 万平
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お腹。

今日は外で焼いてるタンと内蔵の串焼きを頂きました。

結構生だったような。

そしてピスコサワーを頂き、かなりいい気分に。

豪華な晩餐。

素朴で庶民的な食事を送っていただけに、濃いダシのでた味が染みた。

今日は良い夢が見られそうだ。

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title: Machu picchu.
by : 宮本 万平
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クスコからマチュピチュまで7時間ほどバスに揺られ、3時間ほど歩く。

するとマチュピチュ遺跡の麓のマチュピチュ村に着く。

午後19時。

日も暮れ、ようやく辿り着いた街はオレンジの光に包まれ、線路を挟んでレストランが軒を連ね、とても幻想的な街に見えた。

まるで天竺に辿り着いたような気分。

村上春樹さんの小説、海辺のカフカという中に、

『想像力の無いやつは嫌いだ。』

という台詞がある。

今でもとても共感したことを覚えている。

ただ想像力が豊かな人でも余裕が無ければその力は発揮出来ないんじゃないか、、。

余裕を持っていればどんな場面でも想像力を働かせていろんな可能性を考えることが出来る。

旅だろうが、日常生活だろうが、仕事だろうがだ。

余裕が無い人間は、可能性を探りもせず決定した自分の意見を正しいと主張する。

余裕が無い為に人の意見を聞くことも出来ない。

余裕。

一つ一つ、一時一時を大切にしようとする姿勢。

と言い換えても良い。

ひと呼吸おいて、本当にこれでいいのか?

と自分に問えるか、否か。

それだけで世界は大きく変わると思う。

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title: Histoty of South America.
by : 宮本 万平
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ボリビアの首都ラパスで4つの博物館に行った。

インカの金や銀細工、土器、歴史等。

文章も読めず、はっきり言ってあまり関心できる内容ではなかったものの、歴史という点については多少理解できた。

南米もまた他の大陸と同様、悲惨な歴史を持っている。

しかし、国民性は至って優しい気がする。

おとなしい。


民族衣装を身に纏い、子リャマや子やぎを連れて街に写真を撮られに来る女性。

写真を撮るとお金を払うというような仕組みのはずなのに、払わない人も多いし、貰えなくてもそんなに抗議しない。

お土産屋さんにいっても全然引き止めない。

これは生活がそれだけ豊かになってきているということもあるかもしれない。

マチュピチュが終われば、観光地ではない南米を見ることも多くなるだろう。

そこではどんな人達が迎えてくれるだろう。

チェゲバラが命をかけて解放しようとした南アメリカ。

彼の行動、そして死はどう南アメリカを変えたのか。

彼の死をどう思っているのか。

自然と知っていくことになるだろう。

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title: Bolivia.
by : 宮本 万平
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旅が始まって、もうすぐ二週間になる。

一人で旅していた頃より絶対的に時間の流れが速い。

なんというか一人の時間が少なく、話したり、やることが多いからかもしれない。

彼女や奥さんと旅行している人。

何組か知っている。

けど実の兄と旅行している人。

過去を想い返しても確かにいなくて、今結構貴重な時間を過ごしているように思うようになった。

あと1週間。

色んな話をしたいと思っている。

ラパスの綺麗な夜景を見ながら、兄とアニメ、マクロスフロンティアについて語る。

なかなか起こることのないことだと思う。

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title: Unreal world.
by : 宮本 万平
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ここ3日で、夕日、朝日とウユニ塩湖のツアーに参加。

中でも日の出前の光。

淡く、澄みわたる空気に包まれ、現実感を失った。

この景色を見る為に長い移動を繰り返し、辿り着いた。

天候に大きく左右されるだけに期待しすぎないように考えてきた。

しかし見事な絶景を見ることが出来た。

ツアーに参加した為に知らない者同士で車をシェアする。

そのメンバーも優しく、素晴らしい方々に恵まれ、ウユニを満喫することが出来た。


次の目的地はマチュピチュ。

ここから最短丸3日の移動になる。

ウユニのおかげで長距離移動にも前向きになってる気がする。

ちなみに日焼けで顔の皮がズルむけになってしまった。

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title: Uyuni salt lake.
by : 宮本 万平
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ボリビア ウユニ。

言わずと知れたウユニ塩湖。

遥か昔、海が持ち上げられ、取り残された塩で出来た湖。

広大な塩の平原。

雲のようにひたすら白く、真っ青な天空から降り注ぐ、強烈な光を弾き返す。

旅人の誰もが絶賛するその絶景。

素晴らしかった。


けどベストコンディションではなかった。

悔しい。

明日の夜明け、もう一度見に行ってきます。

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title: Got burning skin.
by : 宮本 万平
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ティティカカ湖にあるウロス島に行ってきました。

ティティカカ湖に浮かぶ島々の一つ。

植物で作られた浮島。

やはり観光客に対するしつこさはなく、島の説明も一生懸命。

島にいる人の方がカラフルなイメージも持った。

歌は多少やる気の無さを感じたけれども。

観光客が落としていくお金で生活してるとはいえ、素朴な生活が垣間見れた気がする。

気になったのは藁のような植物でできた家に鍵がついていたこと。

あと説明が長過ぎて日差しが強のなかただ聞く時間が長かったこと。

結果すでに肌がヒリヒリする。

明日はボリビアの首都ラパスに移動する。

51ヵ国目、とうとう今回最大の目標の一つ。

ウユニ塩湖に向かう。

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title: Condition.
by : 宮本 万平
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兄は一日中寝込み、これからどーなるかと思ってはいたものの、現在回復。

ペルーの人はみんな小さく、インドやアフリカのようなしつこさもなく、のほほんとしているように感じる。

言葉はほとんど通じない。

けど、だからこそ相手の表情を見る。

眼を見る。

いいたいことは通じなくても、通じるものはあると感じる。

これからどんどん彼らの言葉、文化、生き様を知れると思うと嬉しい。

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title: Im following omen.
by : 宮本 万平
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長くはっきり言って辛かった飛行機移動を終えて、兄とリマの空港で深夜合流。

今回の旅の始まりはいきなり三人からになった。

そして一睡もせずに朝になるのを待ち、一気にボリビアとの国境の街プーノに行くバスを探した。

空港のインフォメーションで聞いたバス会社のプーノ行きバスはことごとく満席。

週末ということもあるかもしれない。

諦めて素直に2日待つか、もがくか考え、もがく方を選択。

近くのバス会社を片っ端から回る。

するとまだ開店してないバス会社があり、プーノ行きのバスが出ているという。

荷物番と列に並ぶのは二人に任せ、自分はその間他のバス会社がないか探し、両替屋を探した。

結局開くのを待っていたバス会社でチケットを買った。

ちょっと高かったけど仕方ない。

時間が惜しかった。


現在プーノ。

23時間の移動。

バスはかなり快適で、アジアはともかく、アメリカのグレイハウンドなんかよりかなり綺麗で快適。

機内食もでてなかなか満足だった。

問題は高山病。

プーノに行くには一旦4000Mの峠を越える。

そしてプーノの街自体が約3900M。

富士山よりも高い。

自分はチベットに行った時に高山病は経験済み。

けどはるか6年も前の話、そしてあの辛さはちょっとした恐怖。

他の二人は富士山経験者と未経験者。

いきなりプーノに行くのははっきり言って賭けではあった。

到着直後、予想以上にみんな元気。

宿に入り飯を食い、二人はぐったり寝込んでしまった。

寝起きが一番症状が重くなるということで明日の朝が心配だ。

この旅まだ始まって大体4日。

早くも気付いたことがある。

仲間の大切さ。

一人で旅してたときは自分で全て決め、自分で責任を取ってきた。

今大切な仲間と旅しているとはっきりいって苛立つこともある。

けど、それよりも楽しいことの方が断然大きい。

リマの街に出た時、排気ガスと独特のニオイにはっきり言って気分が滅入った。

アフリカを思い出した。

一人でリマに来ていたら恐らく戦意喪失していた。

今回の旅の前に親父に

『お前の海外放浪の目的は達成されたんじゃないか?』

そう言われた時はっきり否定することが出来ないくらい、旅に対する力を失っていた。

ようは一人旅でやるべきことは大体済ませてしまったんだろう。

今プーノにいれるのも三人で役割分担し、知恵を出し合った結果。

それが今は純粋に楽しい。

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