結構寒くなってきたベルリン。
ベルリンの壁崩壊25周年ということで壁のあった場所にそって大量のバルーンが設置され、昨晩そのバルーンが1つずつ放たれた。
25年前、突如壁が消えた。
軍物ばかり扱っている店の店主は東ドイツ側でいわゆる警察のような仕事をしていたらしい。
朝になると、仕事が無くなり、途方に暮れたという話を聞いた。彼は30歳ぐらいだった。
そういう人がベルリンにはゴロゴロといる。
25年、四半世紀とはいうものの、そんなに昔の話ではない。
残念ながら実際にはバルーンが飛び去るところを見ることができなかった。
確かに勉強熱心ではなかったけど、近代について全然勉強する機会がなかったように思う。さっと流されたような、、、。
もっと詳しく近代の歴史を教育していくべきだと思うのは自分だけだろうか。
とにかく、ベルリンという街に来てここに住む人達の底力というか、意思というかを感じるような気がする。
それはひとえにこの街を愛している人が多いということなのかもしれない。
好きとかではなく、愛している。
その気持ちはわかる気がしてくる。
25年後、またこの地を訪れてみたい。