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ベルリンのクリスマスは雨。
星野道夫さんの昔のドキュメンタリーを見た。
彼の旅する木という本を読み、カナダの島に興味を持ち訪れたこともある。
彼は43歳の時にヒグマ取材中、亡くなった。
自然と向い合うということの厳しさ、そして喜び。
動物として、自然に触れること。
その感覚の心細さと興奮。
次の旅ではそんなものをもっと感じる旅にしたい。
そんなことを思った20代最後のクリスマス。
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ベルリンのクリスマスは雨。
星野道夫さんの昔のドキュメンタリーを見た。
彼の旅する木という本を読み、カナダの島に興味を持ち訪れたこともある。
彼は43歳の時にヒグマ取材中、亡くなった。
自然と向い合うということの厳しさ、そして喜び。
動物として、自然に触れること。
その感覚の心細さと興奮。
次の旅ではそんなものをもっと感じる旅にしたい。
そんなことを思った20代最後のクリスマス。
衆議院選の結果、投票率は低いものの、日本人が自民党を支持しているということがわかった。
自分は投票することもできていない。
日本にいる間に申請しておけば大使館で投票する権利は得られたのに、それをしてこなかったことが悔やまれる。
旅や、ワーキングホリデーで出会ってきた、もしくはそれがきっかけで出会った日本人はみな日本の政治に不信を抱いている人が多かった。
自分もそうだし、今思えば旅に出る原因の一つも日本の政治に対する不信感だった。
SNSで選挙に関する情報を流すのはやはり海外というキーワードで繋がっている人がほとんどだ。
自民党の圧勝。
これが国民の意思ということになる。
うむ、、、、。
ここからドイツについて書こうと思ったけど、長々となったので消してしまった。
何が出来るのか。
そこを考えていくしかない。
たった10分歩いてきただけなのに、足が冷えきっている。
バイトばかりで何もせずに過ごしてきた4ヶ月。
次の旅への貯金は貯まるものの、ベルリンにいるというメリットがほぼなかった。
もちろん日本にいる時より知り合う人は多いし、新しく知ること(ベルリンの文化など)も多いけど、自分のことといったら、とんとダメだった。
久しぶりに旅の間中持ち歩き時々ペラペラめくり、その都度なにかに気付かされてた詩集を読み返し、カフェに来てブログを書いている。
ずっと昔、アジアを旅行してた時にずっと同じ本を持ち歩き、いろんな場所で読み返すんだと語っていた人がいた。
場所が変わるだけで、同じ文章でも新しい発見がある。
そんなことを教わった。
あれから長い時間経った。
チベットで出会った彼は元気だろうか。
あの頃の自分はどんな風に見られてたのか。
何を考えていたんだろう。
なにが変わったんだろう。
ある日、バイト先でずっと旅は続けるの?
と聞かれて即答した。
旅を辞める必要がない。
旅を始めた頃はすぐに素直な気持ちでこの回答を導き出せただろうか?