フクワライビルのある歴史ある四日市の商店街「新丁通り商店街」が今年の3月をもって解散した。
「cafe MONACA」、美容室「Lahen」、古道具焼菓子の「ふくみみ」、アウトドアショップ「ADAPT」フクワライビルの4店舗と同通りのアパレル「pelican」がここ3年で増えたとはいえ、商店街とは名ばかりの環境であったので解散を止める手立てはなかった。4月の新年度と同時に商店街が管理していた街灯が撤去され、商店街であった通りは裏路地より暗い真っ暗な通りとなった。これからの可能性を信じ乗り出した我々にはとっては大きな痛手であった。
ピンチの際、手をこまねき状況が変わるまでジッと待つタイプではないので、こんな時こそやれる事、出来る事を片っ端から考えるw
木製の灯篭を作る。
我々のプロジェクトの全てに関わる建築士の松山茂樹氏に依頼し、様々意見を出し合う。
ソーラーパネル自家発電、蓄電タイマー式のガーデニング用の照明をネットで安価に探し、見込みで購入。
1基¥5,000〜¥6,000の原価を目処にデザインを確定。
それがこれ!
まずはこれを10基寄付をする。
寄付といえども頼まれていないので置かせてくれる保証はないのですがw
今週の頭、tioとMGFのライブイベントで飲みすぎた二日酔いの身体に鞭を打って、松山君と車で四日市に向かう。
作業猶予は二日間。
1日目は資材の買い出しや、どう挑むか考え悩み、双方1基の完成を見ずに終了。手応えのない1日となった。
その日の飲みは達成感のなさを引きづったモヤモヤとした飲みとなった。
2日目、朝からホームセンターに行き資材を補充。
目標は二人で6基。作業に取り組む。
昨日とは明らかに違う手応え、どんどんとイメージが膨らんでいく。
前日の飲みでぶつけ合った思いがカタチとなって作業の効率を上げていく。
これだから制作は楽しい^^
結局、昼からぶっ通しで取り組み8基完成。
上場の成果だ^^
次の日、近所の方々に事情を説明し通りに配置させてもらう事になった。
労いの言葉も頂いた。
そして、この行動に賛同してくれた仲間たちが、灯篭の寄付を願い出てくれた。
その数、今現在15基。合わせて25基。
思いの外素晴らしい景観、街にも合っている。
これを機に、商店街を復活させる。
今回のような取り組みで商店街を再生させるって面白いでしょw
設置して二日後、現地から連絡が入る。
曇っていたりすると蓄電されにくく、暗くなっても点灯しないとの事。
なんと、まぁシビアな...
フクワライビルのメンバーを灯篭番とし、陽の当たる場所に予備の照明を配置し、暗くなったら灯篭に差して貰う事になった。
何事も面倒くさがらずに楽しみに変えるべきだ。
手間がどんどん増えていくが、やっている事が滑稽でニヤニヤする。
自画自賛だが、面白い事をやるもんだw
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