トロントを出発して40日程。
一気にアメリカを回って来た。
最後の街。
シアトル。
本当はシカゴに行きたかったんですが、、、。
諦めます。
1週間ぐらいバスに乗ってた様な気がする。
明後日カナダに帰ります。
トロントを出発して40日程。
一気にアメリカを回って来た。
最後の街。
シアトル。
本当はシカゴに行きたかったんですが、、、。
諦めます。
1週間ぐらいバスに乗ってた様な気がする。
明後日カナダに帰ります。
一人での旅が再開した。
風邪がひどくなった。
30時間の断食。
終わらせる食べ物を探していた。
探し当てたのはフィッシャーマンズワーフのクラムチャウダー。
本来はパンの中に注いでくれるものをパンは食べないのでカップで頂く。
パンと合わせるよう濃く、塩っ味が聞いたクラムチャウダー。
染みた。
これからも断食は敢行して行く。
今回は断食より風邪が辛くて、断食感が味わえなかった。
経済的にはもちろん、体にもいいらしい。
サンフランシスコは寒い。
行こうと考えていた美術館に4、5時間フラフラ歩いて行ったのに、閉まっていた。
頭が痛くなった。
今日はゆっくり寝よう。
バスの中で、、、、、。
断食。
始めます。
一日だけ。
風邪気味ですが、今日はちょうど何もすることがないし、やる気も起きない。
ちょうどいい。
相方が日本に、いや、ハワイに行き、そのあと日本に帰る。
再会するのは恐らく2ヶ月後。
それまで一人で気楽にいく。
真夏なのにかなり涼しい。
初めロスに着いた時は錯覚だと思った。
ただ、これまでの場所が暑すぎた。
けどそうじゃなかった。
むしろ太陽が沈むと寒い。
ダウンタウン、ハリウッド、サンタモニカビーチ。
日本食が満足に食べられるのと涼しい以外で何が楽しめるのだろうか。
昨日、日本や世界の実態についてネットを使って暴露する活動をされている方に会った。
なんというか話が飛び過ぎていてイマイチ、ピンと来ない。
フリーメイソン、警察の不正、大麻の治療薬としての有効性、政治という虚像。
真実かは分からない。
けどどうであろうと、自分は何をすべきか。
積極的に世界を変えることにまだ賛成できないでいる。
臆病者。
少数の人間が立ち上がったところでなかなか世界は変わらない。
どのぐらいの人間が立ち上がれば世界は変わるのか?
わからない。
何をすれば世界は変わるのか?
わからない。
ただ一つ。
何かしない限り、何も変わらないのだろうということ。
夢と幻。
ラスベガスは張りボテの幻なのか。
ギャンブルで一攫千金を狙うものの夢の場所か。
答えはどちらでもある。
ようは捉えようによるというしかない。
見る場所によって物事は大きく異なる。
どちらにせよ、自分はかなり楽しめた。
そういえば28歳になって28歳の一年間。
どうしていくか。
これまでは、まだ今もだけど。
自分のことで精一杯だった。
仲間とか、金とか、世界とか。
考えることはあまりなかった。
自分が楽しく、素直に生きてれば、生きていければいいと思ってた。
もちろん、自分らしく楽しんで生きていくこと。
それは辞めない。
けど、それだけではなく、
大切な人達や、仲間達も楽しく生きていければいいな。
と考えるようになった。
そのための方法を、自分なりに探していきたい。
まだ世界中が楽しく平和にとは言えないけれど、最近本気でそうなればいいなと思えるようになって来た。
20年前、セヴァン スズキさんがした演説。
子供達から見た環境問題に対する大人の対応の違和感。
ごく単純なことを出来ていない大人達に対する憤り。
世界中の政府には届いていたはずだ。
けれど、20年経っても何も出来てないという印象を受ける。
むしろ自分もその映像を教えてもらうまで知らなかった。
少しずつ、変わって来ているのかもしれない。
けどまだ何も変わってない。
ような気がするのは自分だけだろうか。
グランドキャニオンでは多くの動物達が姿を見せてくれる。
写真の鳥がキツツキかどうか分からない。
木を突ついてはいた。
ネットで調べた結果。
自分のトーテムはキツツキということらしい。
もちろん悪くない。
けど、シャーマンに直接聞くまで納得できない。
太陽が昇る前と、沈んだ後。
世界は青くなる。
その時間はわずかしかないけれど、
その時間が好きだ。
青い光が射しているわけでなく、
夕日の赤と夜の黒の中間。
昼と夜の中間。
静かに染まる渓谷。
静かに染まる自分。
闇と光を足した世界。
実はヒューストンから今日着いたエルパソまでずっとテキサス州だったことに今日気付いた。
テキサス州の街は三つも来る事になるとは思わなかった。
エルパソ。
メキシコとの国境にある。
スペイン語が飛び交うこの街はもうメキシコだ。
暑いからなのか、
NY以来活気のある街がない気がするアメリカ。
国土が広いアメリカは三億人いようと密度が低くなるのは当然。
結果として、整備が行き届いていないのも仕方のないことか。
昨日はテキサスステーキ、今日はメキシカン料理と贅沢している。
けどさっきの街の話も含め、日本って凄い国だと思う。
日本に行った事がある海外の方は揃って素晴らしい国だと言ってくれる。
そして行った事の無い人でも未だに地震は大丈夫だったか?と聞いてくれる。
その反面、東京は世界で二番目に物価が高いとランキングされているという話も聞いた。
ただ、日本の飯のうまさ、交通機関の正確さ、コンビニや自販機の便利さ、などなど含めれば物価は高くて当然だと思う。
しかもサービスが普通以下(日本人にとって)でも当然のようにもらえると思っているチップ。
日本に来れば安くてうまいものはいっぱいある。
何が言いたいのかちょっと愚痴のようになってしまった。。。
とにかく今日本で参議院選が行われている。
ネットという情報源しか無い結果。
モヤモヤと質問や疑問が浮かんでくる。
ネットだと疑問の答えを探し当てるのに時間がかかる。
さらにモヤモヤ。。。。
誰か日本の政治について語れる方に出会えないかと本気で悩んでいる。
明日からグランドキャニオン周辺。
日本人に会える可能性が高い。
思えば、NY以来日本人を見かけた事はあっても話する機会が無かった。
酒飲んで語りたい気分。
ヒューストンのNASAに行って来た。
今回の旅で最も行きたかった場所の一つ。
素晴らしかった。
月に人類が立った時、実際に使われていた管制室。
宇宙飛行士の訓練所。
国際宇宙ステーションでの生活。
宇宙開発の歴史。
感動したのは、これまでの歴史がまとめられた映像。
今自分が操作しているi-podにも劣るたった5MBの当時のスーパーコンピュータ。
それを50人のオペレーターが操作し、
それをまとめる一人の司令官。
彼が全てを決定していた。
大統領ではなく。
考えられないほどアナログな装置達。
それでも人は月に立ち、帰還した。
自分が生まれる10年も前の話だ。
そして栄光の影には犠牲もある。
偉大な挑戦に命を懸けた人々。
その犠牲を糧に人は進んで行く。
ワシントンで見たスペースシャトル、ディスカバリー号。
大きくて頑丈そうで、綺麗な機体。
船底には焼けこげたあとがはっきり見て取れる。
人間は凄い。
凄い力を持っている。
見上げるだけのものなんてない。
いつの日かそこに辿り着く事が出来る。
そう信じる事が出来る経験になった。
今日は誕生日。
一日バス移動です。
昨日キーウエストに行ってきた。
キーウエストはマイアミから更に南に4時間。
アメリカの最南端。
マイアミより、キューバの方が近い島。
冷戦の影響で重要な軍事拠点となった過去もある。
時代は変わり、今はゆったりとした時間の流れる島だ。
その島には昔、小説家として有名なヘミングウェイが住んでいた。
ヘミングウェイが昔飼っていた猫達がまだ博物館となった彼の家に住んでいる。
正確にはその子孫の猫達が。
小説にもなった6本指の猫の子孫もいる。
そしてガイドさんが昔ながらのキューバ人っぽいオジイさんばかり。
猫に囲まれて南国で過ごす日々。
キューバ、アメリカ、ヨーロッパ、世界を旅し、戦争に従軍し、ノーベル賞、ピューリッツァー賞を受け、四人の女性と結婚し、彼の人生はどんなものだったのだろうか?
キーウエストではみんなに「パパ」と呼ばれ親しまれた。
豪快で、親しみやすい、大きな男だったに違いない。
かっこいい。
早速やってきた体調不良にも、めげず、相方に迷惑をかけつつ、ギリギリでワシントン観光に行ってきた。
今日もまだ昨日の体調不良を引きずっている。
さておきスミソニアンの航空博物館。
あまり楽しめなかった。
体調不良ということではなく。
館内にはライト兄弟の展示、宇宙開発の詳細。
その一方で戦闘機やミサイル。
宇宙開発はロマンではなく、軍事利用が大きな部分を示していた事が頭に浮かんでしまう。
さりげなくトマホークミサイルが天井から吊られ、曲線がシンプルなボディはとても綺麗だ。
キレイゴトだけど、あんな綺麗な物が純粋にかつ絶対的に人を殺す為に作られた物と思うとゾッとした。
今日は航空博物館の別館に行ってくる。
広島に原爆を落としたというB29も日本の旧戦闘機達も一緒に展示されている。
ほんの少しではあるけど、複雑な想いもある。
けどこの気持ちを一切持たずに来る人もいるだろう。
忘れてはいけないけど、忘れてしまった方が平和なのかもしれない。
何も知らずに何にも縛られない。
全てを知ってなお何にも縛られない男になりたい。
Together 34 years.
ゲイパレードを見学に行ってきた。
世界最大と言われるだけあって参加者の数が凄い。
沿道で声援を送る人達も、同性愛者が多かった。
アメリカは最近になってやっと同性愛者の結婚で外国人にもビザの永住権の申請が認められるようになった。
みんなイキイキと自分たちを表現し、熱狂的な声援があがっていた。
こんなに認められる時代が来るとは昔は考えられなかっただろう。
日本に生まれ、オーストラリア、カナダと二年近く住んでみて、その数の多さに驚いた。
今も昔も、彼らは自由を求めただけだった。
排他されてきた歴史を覆した彼らの力。
時代は苦しみと喜びによって変化して行く。