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a-bridgeのスタッフ達によるブログ。

2013年8月アーカイブ

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title: Ethiopia.
by : 宮本 万平
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エチオピア南部に来ています。

修行の様な日々が続いている。

思っていたよりずっと旅行者自体が少ない。

旅に来たな。

と思う。

やはりアメリカの1ヶ月は旅ではなかった。

緊張していたアフリカの始まり。

マラリアへの恐怖。

マラリア予防薬の副作用。

長く、狭く、荒いバス移動。

少しずつ、旅の感覚が戻って来た。

楽しい。


一昨日は朝4時からバスに押し込まれ、

降り出した雨が、窓の隙間から侵入。

それを防ぐのに三時間は片手でカーテンを操作し、

垂れてくる水が座席に来ないよう、

もう片手に水を伝わせて、地面に落とす。

手は冷たいし、寝れないし、隣の兄ちゃんは寝ながら自分をどんどん窓側に押しやろうとケツで押してくる。

もちろん弾き返す。

更に昨日軽く発熱と下痢。

マラリアの疑いが消えない。

不安。

そんなようなことをしながら過ごす日々。

ネット環境がひどいので写真はupできず。

これからネット環境の無い民族の村々を回ってきます。

一週間後にはケニヤに移動し、ナイロビの宿に到着する予定です。

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title: Cairo.
by : 宮本 万平
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懐かしきハイダ。

カイロ。

ワルシャワからカイロ行きの飛行機。

ガラガラ。

70人は乗れる機体に20人ほど。

観光客が激減しているのは本当みたいだ。

カイロに来た目的。

黄熱病の予防接種を受けに来た。

アフリカの何カ国かは入国の際、黄熱の予防接種をした証明書、イエローカードの提示が必要な場合がある。

2時すぎにカイロに到着し、違うターミナルまで予防接種を受けに行く。

そう、空港で予防接種を受けられる。

タクシーやホテルの勧誘を払いのけ、24時間やってるクリニックに到着。

扉が少し開いていて、中は真っ暗。

呼んでも誰も返事しない。

よく見ると、、、ソファやら診察ベットの上で寝てる。

でかい声、ノック、起きない。

諦めてドアの外で寝ようとした時、咳をする声がする。

誰か起きた!!

ドアを蹴り開け、咳してる人に話しかけまくる。

そのおばちゃんは体を起こすこと無く、

ドクター!!ドクター!!!と呼び続ける。

寝ぼけたドクター登場。

どうにか寝たいらしく、明日来いとか、どこに行くんだ?とか言っている。

なんの予定もないけど、とりあえず今じゃないと駄目だと言う!

仕方なく黄熱病の注射セットを取り出して、おぼつかない手つきで作業を始める。

寝てしまいそうな状態で、手も添えずに注射針を刺す。

完了。

なんか不安。

けど無事イエローカードをもらえた。

午前3時の攻防を見事勝ち抜きエチオピアへの切符を手にした。

くだらない攻防。

ちょっと楽しかった。

そしてハイダ島を離れてから、空港、飛行機、空港、飛行機のローテーションは明日まで続く。

4日!明日も入れたら5日。。。

移動に5日!!

飛行機連続5機。

なんてこったい。

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title: North America.
by : 宮本 万平
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とうとう北米を離れる時が来た。

なんやかんやで一年。

長かった。

けど寂しさはない。

はっきり言ってアメリカは世界であんなに幅を利かせているのに、街は汚いし、適当だし、人は親切でない。

という印象が残った。

ニューヨークは良かったけど。

とにかくちょっとがっかりした。

こんなもんかと。

ということもあって、もう次の目的地に向けて、気持ちが踊っている。

なぜなら次はアフリカ。

アフリカ。

時間があまりなく、どれだけ回れるかわからない。

不安もある。

けど、調べて行くうちにどんどん期待が膨らんで行く。

絶対にヤバい!!

アフリカに行くにあたって、世界で一番うざいと悪名高いエジプトに行かなくてはならない。

予防接種や、エチオピアビザ、情報収集しないといけない。

楽しみだ。

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title: Survive.
by : 宮本 万平
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m01953.JPG

Haida Gwaii.

その存在を知り、カナダにやって来た。

彼らの文化、考え方に興味を持った。


この島に8日。

テントや寝袋も無しで、ビーチや芝生で夜をしのぎ、火をおこして体を温め、雨にも打たれた。

美しく、優しい自然。

南部の集落跡には行けなかった。

北部のハイダ族の暮らす街にも行って来た。

印象はカナダの田舎。

ヒッチハイクで乗せてくれたおばあちゃんはハイダの文化を伝えていきたいと言った。

けど自分には都合良くハイダの文化が守られているように見えた。

島には多くの森林伐採業者、いわゆる白人が多く、持ち込まれた食料、酒によって先住民もまるまると太り、堕落しているように見えた。

建前だけの失われてゆく、いや、失われた文化。

そう感じた。

ハイダ族は遠い昔に西洋人が持ち込んだ疫病によって全滅しかけた。

生き残った彼らは寒い北に村を作った。

南部には白人の街が作られている。


世界遺産に登録された、昔の集落とトーテムポール達。

ハイダ族は自然に還すことが、大事だとして保護しないことを主張した。


移り行く時代の中で、彼らは自然に身を任せ、ハイダも消えて行くことを受け入れたのだろうか。

最近、この島はハイダグアイ島と名称が変わった。

そうじゃないだろっ。

しかしこれまで、名すら残らず消えて行った文化は数知れないだろう。

世界中の文化が寄り合わされ、一つに統一される様な日は来るのだろうか。

それは果たしてどんなものか。

焚き火からあがる火の粉の行方を追いながら、それはそれで素晴らしい気がした。

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title: Haiida Island.
by : 宮本 万平
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m01951.JPG

北米のクライマックス。

クイーンシャーロット諸島。

飛行機でやってきました。

そして6時間。

空港にいます。

モタモタしてたらシャトルバスが出てしまい。

次回のバスを待っている。

ここに来たのはこの島の先住民に会い、タトゥーを彫ってもらう。

それだけ。

一週間後。

この島を去る。

ゆっくりいこう。

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title: Seattle.
by : 宮本 万平
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行きました。

そうなんです。

シアトルと言えば、スタバ一号店。

風邪ひきながら行きました。

そして今バンクーバーにいます。

カナダに帰ってきました。

カナダの終わりにシカゴに行く予定でしたが、辞めました。

アメリカでお金を使い過ぎ、このままだとヤバい。

サンフランシスコ辺りから、美術館もショップに置いてある展示物の本を見るのみ。

仕方がない。

そして明日ハイダという民族が暮らしている島に行ってきます。

この為の北米旅行。

北米最後の目的地!!

宿、その他諸々何も予約してません。

ハイダ族の村落まではヒッチハイクになるかもですが、かなり楽しみです。

やっと来た。

作家星野道夫さんの旅する木に出てくる島。

昔NHKで特集をやっているのを見て以来、行きたいと思っていた念願の場所。

ハイダ族の皆様、明日からお邪魔します!!

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