先日、福島の危険区域に取り残された動物達を救出する団体の活動を支援するチャリティーイベントの写真を撮らせていただいた。
震災からもうすぐ2年。
今なお復旧が続く、被災地にまだ手つかずになっている地域がある。
福島原発の20㌔圏内。
一般人の立ち入りは禁止され、取り残された無惨な街、そして動物がいる。
主に家畜、ペット達。
多くは食料がなく、死んでしまった。
しかし、まだ生きている元ペット達もいる。
彼らは自分がやるべきだと思っている事をやっている。
それを非難する事は簡単なことだ。
多くの人が目を背ける事、どうしようもないと考える事。
彼らのようにやるべき事を信じて行動しなければ、多くの命はもうこの世にはなかったであろう事。
現実に人間が命に差を付けている事がよく分かる。
人間が決めつけた判断基準で命は重くも、軽くもなる。
そしてそれを当たり前のように語る人達。
そんな方によくオーストラリアでお会いした。
人間がどんなものか、少しは残虐で自分勝手な生き物だと自覚するべきだ。
目を背けるのでなく、理解した上で行動すべきだと思う。
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